癌の夫と共に

癌治療を通して人生を改めて見つめ直すつもり😅のブログ

仕事と病気

このところずっとブログが書けないでいます。
書くと夫の悪口になりそうで読んで下さる方をも嫌な気持ちにさせてしまいそうだから…。

でも今日は久しぶりに気持ちを落ち着けて近況を報告したいと思います。
夫の体調は副作用のピークを過ぎて落ち着いています。倦怠感も食欲不振もほとんどなく食べたい物はしっかり食べています。ただ時折、便通異常が現れてトイレを行ったり来たりしてますが回数は減っています。そろそろまた点滴の日が近いのでそれまでは少しでも日常を過ごして貰いたいです。

でも…

最近の夫は落ち込んでいると言うか言葉は悪いですがちょっと卑屈になっています。
これについては以前書いたのですがそれからますます酷くなりました。原因は分かっています。

夫は現在派遣社員で工場で働いています。
入院した時も現場の上司がとても良くして下さって
(この方は派遣先の社員さんです)クビにならないよう手を尽くして下さいましたし、退院してからも何かと気を使って下さって本当に感謝しています。
しかし、昨年肺炎で2週間近く休んでからその上司と現場の雰囲気が少しずつ変わって来たんだそうです。
夫が言うには
「以前より自分の仕事の量が激減した」
「現場が変わった」
「残業させて貰えなくなった」
「全く頼りにされなくなった」等と言ってます。
これはあくまでも夫の言葉なので本当の所は私には分かりません。でも私としてはこれらは会社のと言うか上司の配慮ではないのかなと思います。
実際、肺炎で休んでいた時上司の方から
「自分が仕事をさせ過ぎたから疲れが出たのかも知れない。申し訳ない。」と謝罪のLINEが夫に送られてきました。なので仕事量が減ったのも残業がなくなったのも配慮からだと私は受け止めたのですが
夫はとにかく「自分が使い物にならないから」とか
「役立たず」や「厄介者」だと言う言葉を頻繁に口にするようになりました。

実際、会社としてはよく休む夫を快く思ってないのかも知れません。それが組織と言うものだと言われればそれまでですが私はそんな風には思えない程、上司の方は良くして下さってると感じてます。
思い通りにならない体に、そして状況に苛立つ夫の気持ちは分かりますが毎日毎日そんな言葉を聞かされて私も心身共に疲れてきました。
これから先、私は、私達夫婦はどうなるのか不安になってます。