癌の夫と共に

癌治療を通して人生を改めて見つめ直すつもり😅のブログ

化学療法室

久しぶりのブログです😅
皆さんのブログを読む事は大好きですが自分で書くのは中々難しい😅でも今日は頑張ります。

夫は抗がん剤投与から3日目が1番しんどいみたいで抜針も出来てゆっくり休める日曜日に合わせて毎週金曜日に抗がん剤を投与して貰いに行きます。
前回私も一緒に行きましたが化学療法室では色んな方々に出会います。

大体いつも同じ顔ぶれになるのですが8割が男性で年齢は60代70代がほとんどです。その男性患者さん達は奥さんが必ず付き添いで来ていて点滴してる間も旦那さんの横に座っているか化学療法室の待ち合いにあるソファに座っているかしています。

私は最初は夫の側にいますがかなりの時間点滴が続くので途中食事をしに行ったり買い物に行ったりして時間を過ごし、点滴が終わる頃また戻っています。夫も点滴中は眠たくなるらしくずっと側に居なくても良いし1人で大丈夫だから付き添いしなくて良いよとも言ってくれるので私もその言葉に甘えさせて貰う事が多々あります。

しかし❗

他の旦那さん方は違うようです。
年齢のせいなのか性格なのか分かりませんが他の旦那さん方は自分がたとえ寝ていても奥さんが側にいる事を強く求めます。目を覚まして奥さんが居ないとわざわざ看護師さんに奥さんを呼んでくるように頼みます。更に点滴中、しんどくなるのは仕方ないのですがその辛さを奥さんに八つ当たりする旦那さん方が多くいます。それを聞いてる奥さん方は何故か謝ったりしています。何で奥さんが謝るのか分からないし他人事とは言え腹が立つ時があります。

色んな性格の人が居て色んな夫婦の形があるから
他人がとやかく言う事ではないのは分かりますが
自分達だけがその場にいる訳ではないのだからもう少し周りに配慮出来ないのかなぁと思ってしまいます。そんなやりとりを聞きたくない夫は毎回ウォークマンを聞きながら治療を受けています。

そんな夫も抜針が上手に出来るようになり抗がん剤の副作用とも上手く付き合えるようになってきました。仕事の方も本人が納得出来る仕事をさせて貰ってるようで愚痴を言う事もかなり減りました。
それでも朝から晩まで愚痴をこぼす事もやっぱりありそんな時、私は黙ってそれを聞いています。
これって化学療法室で見かけるご夫婦と余り変わらないのかも知れない。他人には分からないし腹が立つような事でも当事者の夫婦には当たり前と言うか
普通の事なのかも知れない。

そう考えると夫婦って面白いなと思うけど化学療法室ではもう少し周りの事を考えて貰いたいです。