癌の夫と共に

癌治療を通して人生を改めて見つめ直すつもり😅のブログ

夫の背中

昨日夫から「背中に湿布を貼って」と頼まれました。

聞けば最近力仕事が多くて筋肉痛との事。

以前病院で貰った湿布があったのでそれを貼ることにしました。

 

私に背中を向けて座る夫。

Tシャツを捲って驚きました。

抗がん剤の副作用で湿疹が出来るのは聞いてたけどまさか背中にこんなにも湿疹があるなんて…。夫に伝えると痛くも痒くもないらしく気づかなかったみたい。とりあえず、処方されてる保湿剤を塗ってその後湿布を貼りました。

 

湿疹が沢山出来てる事も驚いたけど背骨や肋骨が浮き上がった夫の背中を見て涙が出そうになりました。

元々、細身でしたが更に痩せてしまい体重も思うように増えません。食欲はあるしそれなりに食べてはいるけど栄養を上手く吸収出来てないような感じがします。

 

抗がん剤をして暫くするとほんの少し体重が増えますがそれでもベストの体重までは程遠い数字です。

確実に抗がん剤が効いてるとは言うものの

昨夜見た夫の背中は癌と言う病の恐ろしさ

闘病の過酷さを改めて突き付けられたようなそんな気がしました。

 

湿布を貼り終わっても暫く夫の背中に手を当てて「少しでも夫の辛さが和らぐように」と心の中で祈りました。

でもずっとTシャツを捲られてた夫は

「寒い」と一言😅

慌てて元に戻し夕食の準備をしました。

夫さん、ごめんね🙏💦💦